失敗するなら前のめりに 〜10000時間ルールの嘘と本当〜
2017年9月、20万字を書いた狂気の1か月がなかったら、クロネのブログ講座は生まれてなかったですね🐱
— クロネ@趣味ブロガー (@kurone43) 2018年5月10日
今後も顔出しなし、炎上なし、オピニオン記事なしでどこまで行けるかがんばります✍️ https://t.co/BfP1ewZih1
このクロネさんのツイートを見て、そういや昔にそんな本読んだなぁと思って本棚から出てきたのはこちらの本!!
これはある種ショッキングな内容だ。
結論から言おう。
超一流になるのは
努力だ!!
そもそもここで才能とか言ったら、この本は絶対発売されてない笑
はい、ここで終わり!!となるのは寂しいので、自省を込めて記事をかく。
・努力で超一流になれるか決まるとか嘘でしょww
・努力するのも簡単じゃない
・まとめ
・努力で超一流になれるか決まるとか嘘でしょww
才能✖️努力 = 能力
これは才能論者がよく使う方程式だ。そりゃそうだろって俺は思っていた。
スポーツ選手は元から運動出来るし、モテる人はもともと女の子と上手くコミュニケーションとれる。
得意な奴がますます得意になっていく。金儲けも女もそう。
俺たちはなんとなくこの仕組みに気付いているけど見て見ぬ振りをしている。
魚が空を飛べないように、鳥が泳げないように、もともと運命が決まっている。
だからしょうがない。
そう考えるのはすげえ楽だ。
上手くいかなくても、自分は何にも悪くないからな。
俺にもそういう部分がある。
プログラミングとかは興味あったけどやらなかったし、女性とのコミュニケーションも少し避けている部分が正直あった。
けど、そんな生き方
ダサくないか??
俺は、泥臭くてもいいから運動出来るようになりたいし、女の子にモテたい。
コード書けるようになって、
ITスタートアップ立ち上げて、石原さとみと沖縄デートしたい!!
俺たちに必要なのは才能じゃねえ!
断固たる決意だ!!
けど、思い出してほしい。
出した俺がいうのもなんだが、告白と言う努力を重ねていた桜木は
モテてはいなかった。
連続失恋記録を立ち上げた撃墜王だ…
はじめの一歩、鴨川会長の名言が脳裏をよぎる。
「才能ない奴は努力しても無駄なのか…?」
無駄じゃない。
一歩も才能はないと言われながら、類稀なる努力でのしあがっている。
先ほどのスターブロガーの方々も、色々あった中、継続と分析を怠らなかったからこそ今があるのだと思う。
じゃあ、成功に繋がるか繋がらないかの鍵はどこにあるのか。
この本はそれを探るために書かれているんだ。
・努力するのも簡単じゃない
当然だが、努力するにもやり方がある。
練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2010年6月11日
有名なダルビッシュの言葉ですが、これが鍵だ。
つまり、10000時間努力すると一流になれると言うことはある種事実なんだ。
正直な話をすると、実際10000時間頑張るとか考えただけで、ぞっとする。
勤務時間と同じくらい、1日8時間の練習を行なったとして10000/8 =1250日かかって、大体3年強といったところになる。
3年間毎日休まずとかきつすぎる…
基本的に厳しいけど、長い間やっている方なら比較的簡単な条件な気がしないでもない。
小さい時からピアノやっている、サッカーやっている人なら10000時間になるはずだ。
周り見るとそういう人って結構いるよね。スイミングずっと行ってて大学生になってからも続けている!!って人とか習い事ずっと続けているって人。
けれど、そういう人も超一縷うかといったらそんなことはない。
水泳で全国大会行ったという人もそこまで多くはないと思うし、この本がいうところの超一流は世界トップクラスだ。
こういういくつかの反例があるから、10000時間ルールは嘘だ!!と思っている人は多いと思う。かくいう俺もその一人だった。
この本でも触れられていた。
10000時間ルールは嘘だ!!(嘘なんかい)
けれど、頑張らないと上達しないのは事実。
この本では超一流になるための努力のやり方を教えてくれている。
ダルビッシュが言うところの頭を使って練習するってやつだ。
冷静になって考えればわかる話だけど、数学の練習といって解ける問題ばかり解いていても賢くはならない。
出来ないことを出来るようにするのが練習だ!!
出来ないものにぶち当たる
→出来ない理由を分析する
→出来るように練習する
この過程がいかに大事かをこの本は教えてくれる。
本を書いた人は心理学の教授だ。めっちゃ賢い人だ。
チェスや音楽家にフォーカスを絞って、超一流になった人間となれなかった人間の違いを分けたところを明らかにしていく。
流石、教授ということもあって僕らの考えるような反論のほとんどは潰される。
伸び悩んだらどうするか、先生の役割など
効果的な練習(限界的練習と呼ぶ)
のメソッドと効果が詰まっているのがこの本だ。
元々出来なくて才能もないなら、やるしかねえんだ!!
この本はガムシャラに頑張るよりも、確かな方法を俺たちにくれる。
竜馬がゆくの中で竜馬はこう言っている
「男なら、たとえ、溝の中でも前のめりで死ね」
前のめりで行こうぜ