7/12 サッカー賭博についてと規制、イノベーションの話
・サッカー賭博必勝法!!??
MIT technology reviewが素晴らしい記事を出してきました。サッカー賭博必勝法についてです。
必勝法とか絶対に勝てるとかいう言葉の99%は詐欺で1%は思い違いだと思ってますが、多分この方法はよくできています。
簡単にまとめると、
①全世界のオンライン賭博屋からオッズの平均値を割り出して、それを真の確率だと仮定します。
②そこから一番利益の出そうなオッズの賭博屋に自分の財産をつぎ込みます。
③勝ちまくって大金持ちになります。
記事中では筆者達はシミュレーションで十分な勝率を確認して、実際にかけたらしいですが、その時の勝率などなどはぜひ記事で確かめてください。サッカー賭博は試合が始まった後でもオッズが変わることがあるらしいのでその場合についてもしっかり書かれています。
実際にやってみたら元は取れそうだから、technology reviewを購読してやってみるのも面白いカモです。
webを巡回してオンライン賭博屋の平均オッズを算出するプログラムとちょっとした数学の知識さえあれば、誰でも可能な方法っていうところも良いですね。
ただ時期がくそ微妙です。webスクレイピングを全然やっていないので、そもそも僕にはまだ無理だし、W杯もすでにベスト4の日程を消化し残りは2試合。
記事出すの遅いよ!!
と文句を言った僕は悪くない。
せめてW杯前にこの方法を知っていたらなぁと思いますし、残り2試合でわざわざ頑張る気にもなりません。
この大会は一人のサッカーファンとしてW杯を最後まで楽しむとしましょう。
土曜日の夜22時が3位決定戦でベルギーv.s.イングランド。
日曜日の24時が決勝戦でクロアチアv.s.フランスだった気がします。
フランスが嫌いというわけではありませんが、クロアチアに勝ってもらいたいですね。
順当な優勝ほどつまらないものはないと思っています笑
・日本の規制改革について
この記事は日本の規制改革についての記事ですが、最も保守的な産業である医療産業をフォーカスしていたのでここにあげました。
6月19日に開催された「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2018 TOKYO」でのパネルディスカッション「規制とイノベーション」をまとめた記事です。
医療業界の規制は非常に厳しいです。
理由は簡単。何かを変えて人が死ぬと変えた奴の責任になるから。
医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団の土井 脩理事長は記事の中でこうおっしゃっています。
FDAは常に「患者のために新しいものを承認する」と言っているのですが、日本の場合は「患者のために新しいものを承認しなかった」と決断した方が歓迎されます。これはもう国民性だと思っています。
本当にこれに尽きると思っています。トレードオフって概念が浸透していないのが原因です。
トレードオフ(英: Trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。(wikipediaより引用)
アメリカ人が新しいものの良い点を数えるのに対して、日本人は悪いところを数えると言われるとそんな気がしてなりません。
現在の医療制度も、予算の観点から見ると未来の幸福を犠牲にして、高齢者の延命に力を注ぐ愚行でしかありません。
ですが、これで医療費の自己負担分を増やすとなる失われる命にしかフォーカスされないと僕は思います。
医療界の未来は明るくはない、むしろ非常に暗いものになるだろうなと個人的には思っていて、それは日本社会の歪み(高齢化や国家予算減)が、社会的弱者が、医療の場にきやすいからだと思っています。
世の優秀な高校生が医者になりたいっていう前にしっかり統計データとか現場の状況を見せてあげたいと思う今日この頃です。
外資系行って働いたりする方が多分金にはなります。
ただやりがいはあるなと思います。
日本における社会保障の最適解をテクノロジーやシステムを駆使して、実現したいと思う今日この頃です。