ピーター・ティールと前田裕二の共通点と違い 〜スタートアップを立ち上げるまで〜
こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。
ケッパーです。
さて今回はスタートアップについて話してみようと思います。
きっかけはこれ
俺もITスタートアップ作って、女優と旅行するんだ…
不動産大家兼ブロガーのサウザーさんとプロサラリーマンの田端さんがTwitterで楽しくやりとりしている最中に、この報道ですよ??
起業するしかない…!!!!
そう思った愛すべき同志のためにこの投稿を捧げます。
今回は偉大な起業家からスタートアップの精神とやらを少し学びたいと思います。
みなさん、オンライン決済サービス、Paypalはご存知でしょうか?
ITスタートアップのメッカ、シリコンバレーで一旗あげた企業です。
その仕掛け人となったのがこちらの方
ピーター・ティール
最近読んだ起業家の本はこれしかないので、この2人の対比をすることでスタートアップのきっかけや経歴を考えていこうと思います。
(敬称は省略させていただいています)
1.ピーター・ティール
2.前田裕二
3.まとめ
1. ピーター・ティールについて
ティールは化学エンジニアの父、専業主婦の母と当時のアメリカでは伝統的な家庭で育ったドイツ系の移民です。小学生時代はスターウォーズなどのSFにハマり典型的なギークといえます。
厳しい家庭に育ち、順調にエリートコースを歩みました。
チェスと数学では良い成績を残し、優秀な生徒としてアメリカの名門、スタンフォード大学で哲学を専攻しその後にスタンフォード大学のロー・スクールを卒業して法律家になりました。
その後、連邦最高裁判所にapplyしたティールは、落選という人生初めての挫折を経験してニューヨークにある投資銀行で働いた後、故郷であるシリコンバレーに帰郷します。
そこでVC(ベンチャーキャピタル)を立ち上げて、起業に関わるようになりました。
彼はその理想的とも呼べるキャリアの前半を振り返り、「競争は負け犬のものだ(Competition is for losers)」という名言を残しました。
時の人となった前田裕二氏も、ニューヨークの外資系銀行で働いていたことを考えると似た一面を感じます。
資産価値の評価・分析といったビジネスマンとしてのスキルはここで磨かれていったのでしょう。
2. 前田裕二について
一方、前田裕二は若い頃から波瀾万丈の人生を送っています。
8歳の時に母親を失うという逆境から彼はスタートしました。ギター1本で弾き語りを行ない稼いだ小学生時代が彼の原点です。
スターウォーズやスタートレックなどのSFへの愛、テクノロジーへの期待がティールの根底にあったのに対して、前田裕二の根底、原風景は人との絆である気がします。
彼が企業を決意したきっかけもティールとはやや異なります。
ニューヨークでの競争生活に飽きたティールとは違い、前田裕二は自分の仕事を楽しんでいたように読めましたが、親戚の死をきっかけに、代替可能な仕事ではなく、自分の理想に殉じようとスタートアップを立ち上げました。
本でも事あるごとに、消費者目線、相手目線に立つことを強調する前田裕二の主張からは、他人への興味を強く感じます。
3. まとめ
ピーターティールと前田裕二のには多くの共通点があります。
二人とも技術があったから起業したというより、外資銀行での経験を活用して起業しています。
新しい価値を生み出そうとするところも似ています。
SHOWROOMは、あらゆる人に活躍(パフォーマーとして)のチャンス、相互交流の場を与える場です。それはYouTubeなど既存のプラットフォームではやや手が届かなかったところで、新しい価値を想像していると言えるでしょう。
けれども、その原風景は大きく異なります。
ティールがテクノロジーの信者であり、テクノロジーは世界の改善の為に役立たなければいけないと主張しています。
一方、前田裕二はテクノロジーを使って商売をしていますが、その根底にあるのは人との絆や相互交流、パフォーマーが平等に機会を得て努力が報われる場所を提供するという理想です。
僕達の原風景はどこでしょうか。
僕の場合、医療とテクノロジーの間のどこかにあるような気がしていますが、よく分かりません。
多分、まだ経験が足りてないのかも分かりませんが、医療ドンピシャにある訳ではない気がしています。
大事なのは外資系銀行にいくことでも、若い頃の経験でもありません。多分。
人生を捧げる理想を探せるかどうか
だと僕は思いました。
人生の勝算の元、サクッと起業して
女優と付き合いましょう笑